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平井先生の素描

第2回 昭和の終わり頃 その1

 梅雨明けが待ち遠しいが、これも日本の四季である。厭うまい。これからが夏本番。とりわけ岐阜の暑さは日本でも有数。寝苦しい日は続く。
 昭和54年の第2次オイルショックの後、首相が半袖スーツで省エネを説いた。今ならクールビズであろうが、当時は省エネルックと称した。
 昭和60年。バブル景気の引き金になったといわれるプラザ合意が締結。この年、男女雇用機会均等法が成立した。それまで女性の多くの仕事は、結婚や出産までの腰掛けという補助的職務に限られていた。まだ開業間もない頃で、この法律が企業にどのような影響があるか知りたくて、あるシンポジウムに参加した。
 主催者が、まずスタートさせようと挨拶。他の識者は小さく生んで大きく育てようと語っていた。それから時を待たず、私服スーツに身をかためた女性総合職が登場。彼女たちには歴史的、文化的に巧妙、堅牢につくられた男社会のみえざる壁と同僚男性社員や女性一般職の冷ややかな視線が待ちうけていたが、法律も人同様に成長する。
 今では、この法律も改正を重ねて社会的に認知され、日本の社会に定着したように思える。セクハラも職場の潤滑油と豪語していた男たちは、法的責任を問われることを知ると、なりを潜めた。
 あれから25年。女性の自立は経済的自立から、男性の自立は炊事、洗濯からと言われる。いまや「男子厨房に立つ時代」。若い人たちをみていると、多くの課題を残しながらも男女共同参画への道を確実に歩んでいるようにもみえる。だが、育孫休暇を取ってパン教室に通ったらまだ叱られるだろうか。